GW森林心体WSのご報告
GWの森林心体とても楽しかったですね(^^)
森の現状もいろいろと知ることができました。
写真は荒井さんの
文章は参加者のJERRYさんの文章です。
また次回をお楽しみに!!
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「3日間を伊豆の山で、米2合で過ごす」
これだけ聞くと、なんてサバイバルな?!と思うことでしょう。
はい、結構サバイバルです。しかし予想していたよりもなんとも有意義な3日間でした。
5月3日午後、このイベントに日本全国からやってきた参加者約60名は、伊豆高原駅に集合。
その後、これから3日間を過ごす山(ナマエキクノワスレタヨ…)のふもとまで車で移動。
4人ひと組の班分けをし、そこからまた3班ごとに1小隊とするなど、かなり万全の体制。
(ちなみに私は3班でした)
山に入るわけなので、やはりこの辺をしっかりしておかないと命にかかわるからでしょう。

この日からなぜか私は班のメンバーと「英語訛りの日本語」を話し始める。
なぜだろう??? ちょっと前に、友達の家に遊びに行ったときにネットで見た、
「The world of golde egg」というショートアニメを見たからでしょうか。。。
このアニメの中では、帰国子女と思われる声優が「英語訛りの日本語」を話しています。
しかも日本語は関西弁。
かなりおもろいです。言語を超えた、新たなエンターテインメントです。
是非チェックしてみてくださいませ↓
http://www.youtube.com/watch?v=KEDkbjx8U-w&mode=related&search=
話しが逸れました…。
というわけで、その後山に登り、テントを貼り、トイレを作り、薪を集め、
水を汲みに行く。班のみんなで役割分担をし、それぞれの持ち場で
みんな頭を働かせながら独創的なものを創り上げてゆく。
そこにあるものは限られた数ののこぎり、ナイフ、鉈、2本のスコップなど。
できるだけ自然の中にあるものを利用して作らなければならない。
例えばトイレ。まずは穴を2つ掘る。さすがに穴だけでは安心できません。
この空間を囲うために、地面に生えていた蔓を木を木の間に渡し、その蔓に
葉がたくさんついた木の枝を編み込むようにして、壁を作る。
みんなであーでもない、こーでもないと試行錯誤しながら創り上げるトイレ。
我ら SP MEDIA のダンスの先生である小倉先生は、いろんなサイズの木の枝を
集めてきて、トイレの枠組みを作るのに熱中されていました。
完成したトイレはまさに芸術品!用を足すのがもったいない程でした。
(それから数時間でトイレは芸術品から実用品に変わっていったことは言うまでもない…)
次に、炊きあがったご飯をのせる「器類」。
ある班は、木の幹をめくってそれを器に。
ある班は、その幹を籐かごのように編み込んで器に。
またまたある班は、木を1・くらいに切ってお皿に。
ご飯を葉っぱに包んでいる班もありました。



我らが3班は、飯盒のまま4人でつつき合って食べました。
文字通り「同じ釜の飯を食う」を体現したわけです。
この3日間で食べたご飯は、毎回違う味でした。
1日目の夜は、少し硬めの白米にお塩をかけて。
飯盒半分まで食べた後お水を足し、2日目の朝はおかゆにして食べる。
2日目のお昼はなかった。
2日目の夜は玄米と白米をブレンドしたものをたっぷりと!
3日目の朝、それまでは炊きあがった後にふりかけていたお塩を、炊く前から
すでに入れておいた。これまた違った塩味になり、少しばかり艶やかだった気もする。
ご飯って、本当にありがたいものだと体に染みて実感!

そういえば、器に伴って「スプーン類」も日に日に進化していきました。
初日にはみんな直径5?6・くらいの枝の先をとんがらせて、しゃもじを作っていました。
形的にはしゃもじというよりは、「杭」みたいな形。
しかし2日目になると、平らなしゃもじが誕生! よさこいで踊っている私には、
どうも「鳴子」に見えてしまうのですが、一日一日過ぎるごとに少しずつ進化してゆく
道具類に人間の進化を見た、という感じでした。
現代人の私たちには「知識」があるので、その進化も超高速級ですが、
これを原始の時代には何百年、何千年もかけてやっていたかと思うと、いや?、、、
私たちは「祖先の知に生かされている」のですね。
これから先、私は子孫に何を残してゆけるのか、そう考えさせられました。


さて、2日目の朝はテントを立てている拠点からさらに上を目指し、軽装で出発。
登れば登るほど、足場は次第に悪くなってゆく。
つるつる滑る傾斜面、足をどこに置こうか迷ってしまう岩場、
明らかにロッククライミングのようによじ登らなければならない岩。
体の全身を使うということは、こういうことなのだ。
そして体を正しく使えていないと、耐力の消耗は早くなってしまう。
現代人が忘れてしまっている体の使い方がここにある。



中略
これは後で知ったことなのですが、私たちが登ったこの山にはたくさんの杉が
生えていて、これらは人間の手によって植林された木々とのことです。
売られるためにたくさん植えられたこの木々達はその後、伐採&製材にコストがかかり
すぎるという理由や、また海外から輸入される安価な木が増えたことにより、
放置されている状況が長年続いているらしいです。
もともとこの山にはなかった杉の木は、根が浅く、土中深くにしっかりと生えないため、
ともすると土砂崩れの原因になってしまうそうです。また、人間が均等に並べて
たくさんの木を植えてしまったので、日の光が土に届かなくなってしまい、
生き物も育たなくなってしまう。
植物はきちんと「間引き」してあげないと育つべきものも育たなくなってしまうのですね。
そういえば、うちで育てているじゃがいももそうでした。
中略
ちなみに、斧には片面に3本線、もう片面には4本線が書かれています。
錬堂さん曰く、3本線は「酒、米、塩(だったと思う)」を表し、
4本線は火(太陽の光)・風・水・土を表しているらしいです。
木を倒す前には、この3本線の面をこちらに向けて斧を木に立てかけ、
「これから切らせていただきます」と木にお伝えするのだそうです。
木を切るときに毎回、この「酒、米、塩」を持っていければいいのですが、
そうもいかないのでその想いを斧に描いたのだそうです。
知らなかった。
生きている木を切らせていただくわけですから、当たり前のことなのですよね。
自然のありがたみ、少しずつですが実感できているように思えます。
自然と対峙できるだけの精神力や知識を、もっともっと得ていきたいと思いました。



下山したあとは、錬堂さんが経営するフランス菓子屋さんでケーキを食べ、
温泉に入りました。クライマックスは、東出先生お薦めの中華料理屋さん!
本当に充実した、そして素敵な仲間と出会えた3日間でした。
