そのときの事をどんなにたっても思い出せるその瞬間
匂い、感覚、気持ち、すべてが一瞬に思い出せる
高校の部活で試合の後、グランドで寝転がったときの
土の匂い、敗北感、じっとりとした汗、遠くにいる仲間
土の湿り気の匂い、目の前に転がっているポカリの缶、
抜けるような青空、すべてを尽くした私の心。
すべてがひとつな感覚
大地とのつながり、孤独感
歓、哀、淫、信すべてを感じてやろうと思った。
およそ世の中にある感情を感じたいと思った。
あの高校時代
あの大音声の飲み会
お台場の祭りで一つになって踊ったこと
仲間と共に作ったBIG PARTY
下宿の仲間の家で飲み浸ったこと
最近思うのはすべては瞬間の中にあるのではないか
祭りは昔はむなしいと思っていた。
同じく考えた友でも離れ行く、時とともに考えは離れ行く
みんなが同じ思いというのはありえない。
いくら全員が泣いていてもだ。
結局はひとつのことに焦点を当て、
ほかを捨象したからこその幻想
結局は幻想なのかと思った
違うのだ、その一瞬、ともに感じることができるのだ。
この共にあることが難しい世の中で
一瞬でも共にあることができる
だからこそその一瞬が大切なのであり
次の一瞬は過去の一瞬にとらわれてはいけない
常に前進し続けなければきらめきはなくなるし、
常に命を燃やし続ければどんなに環境が変わろうときらめき続けるのだ。
ついに永遠の一瞬を手に入れた。